ヒアルロン酸の種類について
ヒアルロン酸は、分子の大きさによって分類されています。注射に使うヒアルロン酸には、3種類あります。
まず、「パーレーン」ですが、これは、粒子が一番大きく、頬やこめかみに向いています。つぎに粒子が細かいのが「レスチレン」で、額や目の下などに向いています。一番粒子が細かい「レスチレンファインライン」は、繊細な目の周りに使われています。
分子量が小さいほうが、吸収が早く、逆に大きなものだと、体内に残りやすいという特徴があるので、美容整形でのヒアルロン酸注射や注入では、その性質をうまく利用しています。また、鶏のトサカから抽出される天然ヒアルロン酸と、バイオ製法によって作りだされる人工ヒアルロン酸の二種類にも分けられています。