セラミドの種類について
セラミドを大きく分けると、天然セラミドと活性型セラミドに分けられます。
天然セラミドは、馬などの動物由来のもので、数種類かの活性型セラミドやコレステロールなどが混合しています。肌への浸透にも優れていますが、原料が高く、製品化されたものの値段も高いのが難点です。
活性型セラミドは、肌にあるセラミドと100%同じ構造で合成したもので、セラミド1〜7まで7系統あることがわかっています。この中でも特に、セラミド1・3・6が減少すると、乾燥肌(ドライスキン)、角化症、アトピー性皮膚炎などを引き起こす要因となり、皮膚を必要以上に過敏にしてしまうといわれています。
特に、悲しいことですが、セラミド3と6は、加齢とともに、減少してしまいます。肌は、セラミド2と3の混合であり、髪の毛は、セラミド2と5が8:2の割合で存在しているそうです。このように、番号によって、存在する場所や役割も違ってきます。