セラミドとは
人間の皮膚は、厚さが約2ミリです。それが3つの層に分かれていて、上から表皮層、真皮層(コラーゲン、エラスチン)、皮下組織の順に構成されています。表皮層は、さらに4つの層に分かれていて、一番上が角質層となっています。
つまり、皮膚の一番上が角質層で、これは、皮膚の潤いを逃さず、外部刺激から守ってくれるというとても大切な部分です。この角質層の細胞は何重ものブロック状になっていて、その細胞の間にあるのが、セラミドといわれる細胞間脂質なのです。
セラミドは、ブロック状の角質細胞と皮膚細胞の間をセメントのように接着しています。このセラミドの量が、バリア機能や水分保持の働きに大きく作用して、お肌の保湿力、潤い感や張り感などが全く違ってきます。